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うりちゃんが亡くなった

2009年9月9日、私のの実家の猫「うりちゃん」が亡くなった。17歳だった。

先月からうりちゃんの具合が余り良くないと知らされていたけど、7月に帰省して会った時は、相変わらずの可愛いうりちゃんだったし、いつものようにお帰りと言ってスリスリして、一緒に寝てくれた。

うりちゃんは、私たち夫婦が結婚する前に、どうしても猫と一緒に暮らしたがった私が、タウン誌の子猫あげますのページで探して、もらってきたコだった。

両親にも兄弟姉妹たちにも内緒で、その頃はまだ婚約者だった夫と二人で、車で迎えに行った。
うりちゃんは、母猫が産んだ中で最後まで残っていたコで、茶トラでカギ尻尾で、とても美人だった。
最初はあまり良い顔をしなかった両親も、うりちゃんの可愛さにすぐにメロメロになっていった。
うりちゃんは実家のアイドルとして17年の永きに渡り君臨していた、天性のお猫様。
いろいろな事を家族で一緒に乗り越えてきてくれたコだった。

最後は1月ほどは寝付いたけれど、それほど苦しまずに妹たちに見守られて亡くなった。
赤ちゃんに戻ったみたいな顔だったそう。

先週末に実家から、うりちゃんが永くなさそう・・・と連絡を受けていたので、9月8日の火曜日の朝、思い立って羽田に向かって車を走らせ、飛行機に飛び乗って大阪に向かった。
すぐ帰るつもりで財布と携帯くらいしか持たずに行った。
本当は9月に入ってすぐに、うりちゃんが好きそうなスープ系のご飯をいっぱい買ってしまったのだけど、持って行く気にどうしてもなれなかった。

うりちゃんは、お風呂場に置いてもらった大理石のヒンヤリプレートの上で横になっていた。
お水以外絶対に受け付けようとしなかったので、痩せていたけれど、毛はふわふわで、うりちゃんと呼ぶとお尻尾の先でお返事をしてくれた。私だってわかると、顔を持ち上げてじっと目を見てくれた。
少し休んで、うりちゃんの側で寝た。
最終の羽田行きの予約がやっと取れたので、帰る前にうりちゃんにたくさんお話した。
内容はうりちゃんと二人だけの内緒。
バイバイって言って実家を出た。

羽田から高速道路を車で走りながら、とても悲しかったし泣いた。
ウチの中で私が泣くと、なるとがとても動揺するので、車で泣いた。

翌日の朝、寝坊して起きたらうりちゃんが今亡くなったと、妹からメールで知らされた。
うりちゃんと最後にもう一度会えて良かった。
待っててくれて有り難うと思った。
うりちゃん、有り難う。17年間を有り難う。私に猫と暮らす喜びと幸せを教えてくれて本当に有り難う。


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